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サードオピニオン

2004年12月(1歳5ヶ月)

主治医と相談の上、いくつかある施設の中で、摂食指導を最初に始めた施設を紹介されました。

主治医は、摂食指導と誤嚥検査の依頼をしていましたが、食べるところを実際にみてもらうと、誤嚥検査の必要はなしと判断されました。

また、教科書どおりの進め方ではなく、本人の食べたいという意欲を大切にするよう指導されました。
具体的には、好きなものを好きなだけ与えるということでした。好きなものを探しておけば、体調不良時に何も口にしなくても、なんとか口つないでいくことができるからということからです。好きなものを与えることで口や舌の動きも良くなっていくので、あえて、スプーンから取り込むのを手で補助したり、スプーンで舌に食べ物を乗せてあげるという必要はないと言われました。補助をすれば、補助が当たり前になり、引き出せる機能が引き出せないからです。

さらに、「食事は楽しいこと」と教えてあげるようにいわれました。

この日の指導を受けて、○ちゃんの世界は一変しました。
それまで1日1回か、多くて2回。量は大さじ2がせいぜいで、お粥などを中心にしていたものが、1日3回。量はどんどん増えていきました。食べるものは甘いものを中心にあげていましたが、野菜のすりつぶしを与えると案外喜ぶので、甘いものが好きというのも、私の思い込みだということが分かりました。

アレルギーには注意しますが、食べるものや量はあまり深く考えません。おいしいなと思ったら、つぶして○ちゃんにあげます。とろみをつけたり、裏ごししたり、形状は気を使いますが、それだけです。
ミルクは食べる量が増えるにしたがって減っていきますが、気にしなくていいとのことなので、あまり気にせず、減ったらそのままです。


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